「世相が不安定な時は金を買え」という言葉がある。
経済指標の代表格である金は、価格も安定している
イメージが強く、リスクの低い投資対象のひとつで
不況にも強いと言われているが、しかし長期的に
金相場の推移を見てみると、金の価格は安定して
いるどころか不安定なのがよく分かる。
1970年代初頭まで1トロイオンス当り
50ドル程度だった金の価格は、1980年頃には
700ドル近くまで急騰し、その後、2000年頃
には260ドルまで下落した。
そしてまた最近では、再び700ドル近くまで
上げてきている。
このような金相場の急激な変動の背景には、
主要経済大国の景気の動向や新たな金鉱脈発見の
情報などが大きく影響を及ぼしている。
現在の価格を見る限り、金相場にはここ数年手を
出さないほうが無難ではないだろうか。

