相場というものは、需要と供給のバランスによって
価格が決められるのが普通であるが、金相場に
関してはその基本があてはまらないところがある。
地球上に存在する金の総量は常に把握されて、
採掘による供給量が年間2500トン。
流通、在庫されている量が、約15.5万トンで
あるのに対し、需要は4000トン程度。
金相場において価格を決定する要因は、供給と
言うファクターではなく、各国の政治的安定度や
経済のバランスによって生じる、
需要の変化である。
既に地球上に存在している金を、各国が
引っ張りあっていると言える。
なかでもアメリカは、1国で8000トン以上
もの金を保有する世界最大の金保有国であり、
その政情や景気の動向は、世界の金市場に大きな
影響を与えている。

